西洋哲学史を、教養で終わらせない。
経営判断の質は、情報量ではなく「問いの立て方」で決まる。
──哲学者たちの問いを“意思決定の設計”に翻訳し、48時間の一手まで落とす90分。

こんな経営者・責任者の方へ

  • 決めても動かない(結局、トップが抱える)
  • 会議が長いのに決まらない/宿題が増える
  • 委任が進まず、承認がボトルネックになる
  • 評価が揉める/理念が空回りする
  • ルールを増やすほど、現場が“抜け道”を作る

このセミナーが扱うのは「哲学」ではなく、哲学者の“問い”です

哲学史は、思想の博物館ではありません。
経営判断に必要な「問いの立て方」が、どのように磨かれてきたかの進化史です。

たとえば──

  • 前提(前ソクラテス)私たちは何を“実在(原因)”として扱っているか?
  • 秩序(プラトン『ティマイオス』)整っている状態(モデル)とは何か?
  • 正当性(中世)なぜ従うのか?例外はどう扱い、何をログとして残すか?
  • 装置(フーコー)人ではなく、どの仕組みが行為を導いているか?
  • 言葉(デリダ)その言葉の定義は運用に耐えるか?
  • 配置(ドゥルーズ)人ではなく、どの配置(結線)を動かせば挙動が変わるか?

この問いを使うと、相談は「人が悪い」から「設計を直す」に変わります。
そして設計は、直せます。


90分で得られること(持ち帰り成果物)

1)意思決定の設計 監査シート(A4・1枚)

いま詰まっている意思決定を、人格ではなく 装置・場・言葉・配置として棚卸しします。
原因の置き場所が確定し、次の打ち手がブレなくなります。

2)最小改修プラン(48時間の一手)

大改革ではなく、1点だけ変えて挙動を動かす「最小実験」を設計します。
48時間以内に着手できる行為に落とし、前進を発生させます。

3)観測指標(1つ)

改善を“感想”で終わらせず、変化が見える指標を1つ決めます。
指標があると、次の改修が論点化され、運用が回り始めます。


「監視追加なし」とは

ここで言う監視とは、日報・承認・チェック・会議・KPIなどの 管理コストです。
このセミナーは、これらを増やして締め上げるのではなく、
意思決定の設計(装置・場・言葉・配置)を1点だけ改修して挙動を変えるアプローチを扱います。

(管理を増やすのは最後の手段。先に“設計”で勝つ。)


当日の流れ(90分)

1)導入:なぜ哲学史が意思決定に効くのか(問いの進化史)
2)哲学要素の翻訳:前提/秩序/正当性を“設計前提”に落とす
3)意思決定の設計(4要素):装置・場・言葉・配置
4)ワーク:A4監査シートを完成(課題→装置→副作用→最小改修→観測→48時間の一手)
5)Q&A:相談を「哲学→設計」に翻訳(診断プロトコルで整理)


このセミナーで「言わないこと」

このセミナーは、解説講義や“いい話”では終わりません。
一方で、制度や現場の個別解をその場で全部作り込むこともしません。
理由はシンプルで、その会社固有の設計は、運用の中でしか精度が出ないからです。


講師

清水利尚(ドクターしみず)
HR/人事制度・就業規則・組織設計領域での実務と、社会哲学の研究背景を統合し、
「哲学史の問い」を組織運用に落とす実装支援を行う。


開催概要

  • 形式:オンライン(Zoom)
  • 時間:90分
  • 定員:少人数(対話・ワーク重視)
  • 参加対象:経営者/役員/事業責任者/人事責任者
  • 配布物:意思決定の設計 監査シート(A4・1枚)

※リクエスト開催(個別開催)にも対応します。

お申し込みは↓から!


参加費

「参加費:33,000円(税込)/1名」


よくある質問

Q. 哲学に詳しくなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。知識の多寡ではなく、「問いを使う」ことが目的です。

Q. 機密情報は話せません。ワークできますか?
A. できます。固有名詞を落として“構造”で扱います。その方が再現性が上がります。

Q. 90分で何が変わりますか?
A. 会社は90分では変わりません。ですが、48時間の一手観測が決まるので、変化が始まります。


最後に(締め)

意思決定は、才能ではなく設計です。
そして設計は、哲学史の問いで磨けます。
まずは90分で、あなたの会社の詰まりを「設計」として一枚に落としましょう。